中性脂肪の働き

中性脂肪の3つの大切な働き

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中性脂肪の3つの大切な働き

中性脂肪とは、そもそもどんなものなのでしょうか? 専門的な説明は省いて、ごく簡単に、分かりやすく言うと、次のようなものです。

「中性脂肪」は、肉や魚・食用油など食品中の脂質や、体脂肪の大部分を占める物質。単に「脂肪」とも呼ばれます。中性を示すことから「中性脂肪」と呼ばれています。

(厚生労働省「e-ヘルスネット」より)

 

何かと「目の仇」にされる中性脂肪。しかし、中性脂肪は、ヒトが生命活動を維持する上で重要なエネルギー源となります。とはいえ、摂り過ぎると体脂肪として蓄えられ、肥満の原因になります。摂り過ぎないよう日々の食事で注意が必要です。

 

中性脂肪の働きをまとめておきましょう。おもに3つあります。

 

エネルギーを貯蔵する

体を動かすエネルギー源として、通常、血液中に含まれる糖分が使われます。この糖分が枯渇したときは、貯えられた中性脂肪がその代わりとなります。

 

中性脂肪は「遊離脂肪酸」という物質に分解されて血液中に放出され、全身に運ばれて体内の各部分の「細胞が正常に活動するためのエネルギー源」になります。

 

体温を保つ

寒い冬など、外気から体を守り、「体温を一定に保つ」働きがあります。アザラシやオットセイは、分厚い皮の下に皮下脂肪をいっぱい貯えていますよね。その脂肪のおかげで、冷たい氷の海でも体温を保っていられるのです。

 

人間の中性脂肪にも同じような働きがあります。体内の中性脂肪の量が極端に減れば、体温の調節などに障害が出ことがあります。

 

外からの衝撃を吸収する

衝撃を受けたときには「クッション材」としても働きます。多少何かにぶつかっても、「痛い」だけで済むのは中性脂肪のおかげです。

 

内臓など「体内の重要な器官を衝撃から守る」働きもしているのです。

 

体脂肪のうち、皮膚の下につくのが「皮下脂肪」、内臓のまわりにつくのが「内臓脂肪」です。適量を蓄えることは必要ですが、付き過ぎると見た目も美しくないし、様々な病気の原因にもなります。

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